嫌われる勇気 by 岸見一郎/古賀史健

嫌われる勇気 by 岸見一郎/古賀史健

 

今さらながら、

大ヒット書籍をレビューしてみる。

 

「嫌われる勇気」

 

この本がこんなに売れたのは

ひとえにタイトルが言い得て妙だった

ことに尽きるでしょう。

 

嫌われる勇気。

 

現代を生きる多くの人が、

欲しくてたまらないもの。

 

ほとんどの人たちが

「好かれる」ことを選ぶ時代。

 

生きるため、お金のため

家族のため、仲間のため。

 

そして、

それこそが美徳であり、

それこそが人生であると

教えられてきてしまった、

そういう時代。

 

 

この本で語られているのは、

なにも積極的に「嫌われる方法」

ではありません。

 

ただ、「嫌われるかもしれない」

という気持ちを克服して、

本当の自分と対峙するべきだ

ということです。

 

アドラーの気持ちいいところは、

 

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

 

と断言したうえで、

それを解決するためのポイントを

とてもシンプルに説明してくれるところ。

 

 

とにかく簡潔でブレないところが、

本当に気持ちいいのです。

 

この本は、青年と老人という

2人の登場人物の対話形式で進みます。

 

悩める青年に

老人がアドラーの教えを

伝えていきます。

 

青年がアドラーを知らない読者目線で

老人に次々と質問をしてくれて、

老人がそれに答える形で

物語が進みます。

 

 

青年の悩みや考えは

多くの人に共通するものばかりなので

共感しながら読めますし、

気になる方は、ぜひ一度は読んでみる

ことをオススメします。

 

 

もし、概要だけ知りたいという方は、、、

 

ネットで調べると、アドラーの教えや

この「嫌われる勇気」について

要約してくれているサイトが

たくさんあります。

 

 

それでも、結論だけ知るより、

青年と一緒に、少しずつ飲み込んでいくのが

この本の良いところだと思うので

本で読むことを推奨します。

 

あなたの悩みを、

少なからず、救ってくれる可能性は

大いにあると思います。

 

嫌われていいんだって、

少しホッとできると思いますよ。

 

 

あとは、書いてあることを

実行できるかどうかだけです。

 

人間は、いつも自分のしたことが

間違いじゃないと思いたい生き物です。

 

今がうまくいかないのが、

自分以外の要因だと思っている人には

なかなか受け入れられない事実が

たくさん書かれています。

 

自分のやってきたことを

受け入れるのが怖いという人は

理解や実行が難しいかもしれません。

 

でも、あまり堅苦しく

考えることはないのではと思います。

 

サクッと、サラッと。

 

「ちょっとやってみるか」と

ただゴクリと飲み込んでみるだけでも

人生は楽になるし、

カンタンになるのではないかな。

 

それぐらい、

アドラーの教えは素敵です。

 

あのデール・カーネギーも

本の中でいくつか引用していますし

マインドフルネスや禅の思想とも

共通点がたくさんあります。

 

今さら、と言わずに、

ぜひ読んでみてくださいね。

 

Kindleもあります。

 

 

また、アドラーに興味はあるけど、

一冊ミッチリ読むのは面倒という方には

名言集もオススメです。

 

実のところ、この本は

アドラーに興味がなくてもオススメ。

明日を生きる

元気が湧いてくる一冊です。