スタジオジブリ 宮崎駿さん L.A.映画批評家協会の功労賞を受賞

スタジオジブリ 宮崎駿さん L.A.映画批評家協会の功労賞を受賞

昨晩、ツイッターをながめていたら思わぬうれしいニュースにめぐりあった。

すこし不安な夜をすごして眠れなくなっていた自分へのメッセージのように思えた。

宮崎駿さん L.A. 映画批評家協会のキャリア功労賞を受賞。

Hayao Miyazaki to Receive Career Achievement Award From Los Angeles Film Critics

Animation director Hayao Miyazaki will be honored by The Los Angeles Film Critics Association with a Career Achievement Award at the organization’s annual awards dinner Jan. 12 at the InterContinental Hotel in Century City, Calif. LAFCA’s other top awards will be voted by the membership Dec.

Career Achievement Awardということで。

功労賞には違いないのだが、Achievement Awardだけで功労賞となるため、キャリア功労賞とも訳されている。

来年の1月12日に正式に授与される。きょうになって日本でもニュースが続々と出ている。

宮崎駿がL.A.映画批評家協会の功労賞を受賞|ニュース|映画情報のぴあ映画生活(1ページ)

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嬉しい、嬉しい、嬉しい。

 

どうでもいいことだが、このニュースを知ったときの自分。

これからの人生について少し考えるところがあった。

自分にある大きなビジョンと、目の前にある現実。

これでいいのか。これで大丈夫なのか。

自分で選んだ道。だがうまくやっていけるか。

そんなことを考えていた。

そんなとき、ハリウッド・レポーターが発表したばかりのこのニュースを目にした。

 

目先のことにとらわれてばかりいないで、大きなビジョンをえがけ。

 

そんなふうに言われているような気がした。

といっても、そのビジョンを持ちながら、ただ目の前のことを愚直にやるしかない。

それが人生ではあるのだが。

 

話はそれたが、功労賞。

宮崎さん、文化功労賞をとったときにも自戒の念を表した。

おそらく今回も、なかなか素直に「光栄です」なんていう発言はするわけもなく。

参ったなぁ。などとおっしゃるのかもしれない。

どんなことにも奢らない、いつもただ一人のアニメーターであり続ける宮崎さん。

そんな姿勢に尊敬の念をいただきつつも、やはり日本人として、この功績をよろこばずにはいられない。

歌手アリアナ・グランデと「千と千尋の神隠し」

先日、アリアナ・グランデが『千と千尋の神隠し』に感動して、おどろくほど巨大な千尋のタトゥーを腕に掘った。

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このイラストを、ひじ下の腕の内がわいっぱいに。

タトゥーを掘る数日前に、アリアナは「なぜこの作品は素晴らしいのか?」をインスタグラムのストーリーに長文投稿しており、そのお気に入りぶりが相当だったことがうかがえた。

世界の歌姫がこんなふうに日本のアニメーションについて熱く語ってくれることは、とてもうれしいことだった。

アリアナはかつてきゃりーぱみゅぱみゅのことが好きと公言したり、日本語の勉強してインタビュー番組で披露するなど、日本好きとして有名。

日本の誇り 宮崎駿

「千と千尋の神隠し」が世界にひろまったことは、宮崎駿さんをアニメーターとして誰より深く尊敬したピクサーのジョン・ラセター氏の功績でもある。

このように多くの人びとの心をうごかし、世界じゅうで愛され、高く評価される宮崎さん。

そんな宮崎さんのアニメがある日本に生まれ、ジブリとともに育ってこれたことは、何よりの誇りだ。

さらにそのあと、社会や時代、そしてエンターテイメントとは何かを知るためのひとつの指標として、ジブリは自分にとってどんどん大きな存在になっていっている。

ジブリ研究をとおして様々なトピックにたいして深く考えるようになり、ヒトや時代や社会を見る目はずいぶん変わった。

世の中を動かしているがわの人たちが見ている世界を、少しずつ知るようになっている気がしている。

スタジオジブリには、感謝しかない。

新作「君たちはどう生きるか」

8月に鈴木さんがはじめて書いた小説「南の国のカンヤダ」発売されたときの情報。

宮崎さんの新作「君たちはどう生きるか」は、あと3年か4年かかるという。

ジブリ鈴木敏夫氏、宮崎駿監督の新作の制作状況報告 公開時期は「あと3年か4年」

ニュース| スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏が5日、都内で行われた新刊小説『南の国のカンヤダ』発売記念トークショー前の囲み取材に出席。スタジオジブリで現在製作中の宮崎駿監督の新作長編アニメーション『君たちはどう生きるか』について、「あと3年か4年くらい」と公開時期の目安を明かした。 引退を撤回した宮崎監督の新作は手描きアニメーションで、昨年10月にタイトルを発表。鈴木氏は「(制作し…

結末のわからない人生というドラマに向かって、いくつになってもひたむきに走りつづける宮崎駿さん。

そんな宮崎さんを思うと、まだまだ青い自分がここで立ち止まるわけにはいかないと励まされる。

3年か4年たって新作が発表される、そのときまで。

少なくともそんな宮崎さんの背中を自分なりに追いかけ、それなりにやってきたと思える人生であれるよう。

自分も走りつづけよう。

そんなふうに思った日であった。