H.E.R. / H.E.R.

H.E.R. / H.E.R.

新しい時代を感じさせる歌姫H.E.R.のファースト・アルバム。

H.E.R. by H.E.R.

新しい時代

H.E.R.の歌には、時代の移り変わりを感じる。

ソウルミュージックはここまできたんだと。

BETAward 2018のパフォーマンスでFocusを披露し、文字通り観客を釘づけにしたことは記憶に新しい。

この人は本当に、突然現れたのに、そこにずっといたかのような存在感で。

そんな確かな実力で、新しいソウルの形を示してくれた。

こんなに芯があって力強いの声なのに、押しつけない。

パワープレーなし。

高音はファルセットで、音楽がなおさらフロウする。

そして音楽性は違うのに、ボーカルアプローチにはぱっきりビヨンセ感じる。

ビヨの凄さも改めて感じた。もう彼女もレジェンドになっているのだね…

彼女がよく使うコード進行が、自分もすごい好きなやつで。

けっこう同じようなパターンを何回も使っているのだけれど、ちゃんと全然響きとか曲調が違う仕上がりになっていて。

大好きな進行って、何回でも使いたいじゃないですか?笑

こんな風に使っていけば、使い分けられるのかなという学びもありました。

ちなみにこのアルバムは、2016年にvol.1、2017年にvol.2が出て、今は合体版みたいのも出てて。

というか、さすがは今どきで、多分ダウンロードと配信しかなさそうなのでアルバムジャケットだけの問題かもですが。

一気に聴きたい方は、青とオレンジが混じったやつよ。

さぁ一緒に、心地よい2010年代ソウルの海へ…

Focus フォーカス

これはアレンジ誰が作ったのでしょう。

彼女ひとりで作ってるのかな。

彼女はあまり経歴とかを、明かしていないのだよね。

音楽だけで評価されたいということで。

SNSやテレビの露出でも、いつもサングラスをかけているし。

この曲は、リアーナがインスタで流したことで、再生回数が鬼アップしてたちまち時の人になったらしいですが。

彼女のいるRCAレコードとは、私の大好きなアリシア・キーズのいるところで。

彼女がアルバムをリリースしたときは、アリシアやアッシャーなど、著名人たちがこぞってSNSなんかでレコメンしていたという。

それだけのことあって、本当に良いんだな。

耳が離せないって感じ。

音の数はそんなに多くないけど、これだけ持つっていう。

ハープの音とこのドラム(電子音)合わせられるっていうのも、やっぱり今っぽい感じがするよね。

新しい息吹というのは、つねに刺激になるよねぇ。

これからも楽しみです。

Losing

オープニングの1曲。

これ聴いて、ガッチリ心を掴まれた感があります。

時代の風を感じたし、声も歌もぜんぶ素晴らしくて、バラードだけど畳み掛けるようにAメロが続いていって気がついたらもう夢中になってた。

そんな感じがする。

それで、Aメロは低い音域で、Bメロでミドル領域入るんだけど、ハイ(けっこうシャウトしないと出ないような音域)にはいかないんだよね。

この、ガツンと行かない感じがもう、ほんと今だなぁっていう。

私もこういう感じでフロウに歌いたい。ザ・今!ってのやりたい。笑

そして途中でいきなり、転調してイントロに戻る!笑

このガツンとした自由なアレンジにも若さとか新鮮さを感じる。ほんとうにいいね。素晴らしい。

Let Me In

これは・・・

私の大好きな進行である。みんなゆっくり聴いて。笑

私もこういう曲たくさん作りたいなって最近ウズウズしていて、ただそういう感想になります。笑

カッコいい。

Bメロからサビがね。

あんまり音域が変わらないけど、こんなにサビでググッとくるもんかね。

H.E.R.の曲聴いてたら、感想でなくてただの曲づくりトークになってしまうわ。

新しいというか、学びたいこと山のようにあるのです。

Best Part feat. Daniel Ceasar (from Tiny Desk Concert)

ダニエル・シーサーとのデュエットを、Tiny Desk コンサートというのがあって、そこでやったパフォーマンスが秀逸なので、ぜひ聴いて。

ちなみにTine Deskの直訳は「小さな机」なんだけど、おそらく、オフィスの一角みたいな狭いところでもいい音楽は奏でられる、というコンセプトなのだと思う。

それにしても彼女の歌、素敵。