Music and Me 2

Music and Me 2

 

音楽話の続きです。

前にも書きましたが、一昨年から去年にかけて3回、

ソロライブをさせて頂きました。

 

このライブプロジェクトは、

初めて自分で1から10まで企画運営した

記念すべきものでした。

 

自分がお世話になった人々に

感謝の気持ちを伝えたいという想いを持って

取り組みました。

 

 

自分がライブをすることで

自分の友人やお世話になった人たちが集まる。

 

楽しく話したり、それを機に再会したり、

知らなかった人と新たに出会ったり。

 

皆さんの憩いの場、出会いの場に

なったらいいなと思っていました。

 

 

もちろん私は私で

自分はどんな風にやっていきたいか?

アレコレ音楽面で模索したい気持ちもありました。

 

 

それでも、やはりお客さんが

楽しい時間を過ごすお手伝いができると思えたことが

決断できた一番の理由です。

 

もっとも、初回においては、

そんなこと微塵も感じさせないレベルで

緊張して震えていましたが。。あは。あはは。

 

初めてのソロライブで、多くのことを学びました。

 

ゼロからすべて自分でやることの大変さ、

協力してくれる仲間の存在のありがたさ。

 

今までの自分、本当に甘えていたなぁ。

 

改めて、これまで支えてくれた方々に、

いっぱい感謝し直さなきゃなぁと。

痛感しました。

 

そして。

 

来てくださった、お客さん。

 

ライブをやったからこそ再会できた人、

ライブに来てもらったことで仲良くなった人も

いっぱいいました。

 

何よりみんな本当に温かくて温かくて、

あぁーみんなの笑顔をステージから一気に見れるなんて

なんて幸せなのか、と。

 

感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

改めて。

 

ご協力いただいた皆さん、

そしてチケット代を払って

私の歌を聴きにきてくださったお客さま。

 

本当に本当に、ありがとうございました。

 

振り返ってみると

かなり思い切ってライブを決めたと思います。

 

長年の想いもあって、私にはできる!と。

 

それを証拠に、準備し始めてすぐに大パニックになりました。

 

ライブハウスとの打ち合わせ、リハーサル、

告知文の作成、告知活動、曲決め、アレンジ決め、

セットリスト決め、MC考案、ゲストとの調整。

 

準備すべきことがやたらいっぱいあって、

ライブ経験だって浅いというのに、

練習にも集中できないというありさま。

 

ベストは尽くしたものの、

まったく満足いく出来ではありませんでした。

 

まぁ、それを承知の上でチャレンジしたわけで

たくさん成長できたし学べたので、

やってよかったとは思っています。

 

ただ、そんな不慣れな私だったので。

聴きに来てくれるお客さんに、せめてもムダな

負担はかけたくない。

 

そのために、自分がムリをせず、

できるだけ楽しめるメニューにしよう。

 

そんなことも、心がけていました。

 

ところが、回を重ねるうちに

そういう意識がどんどん薄れていきました。

 

慣れというのは怖いです。

 

たった数回、小さな小さなライブをやっただけで、

早くも自分たちの満足感ばかりを

追求するようになってしまったのです。

 

曲順、新譜、コンセプト、意味づけ。

それはそれで楽しい反面、

本番に向けて課題と心配ごとが倍増。

 

あそこは大丈夫かな、

あの曲はうまくいくかな。。。

 

だけど、これから活動を展開するために

これぐらいできて当然。

この試練を乗り越えなければ。

 

だけどだけど!

不安なことだらけで頭が大混乱。

本当にうまくいくのかな・・・。

 

 

そんな想いが交互にめぐり、

混乱したままステージに立ちました。

 

 

もちろん本番は

お客さんの温かさや協力がパワーになって

その時のベストは出せました。

 

クオリティには満足していないけど、

当時の自分としては、結果には満足しています。

 

 

しかし。

 

自分を高めていくことが、

ライブの質向上に繋がらなかったという

やりきれない感覚。

 

このジレンマは、半端なかったです。

 

この先に、何があるのだろう?

 

本当にコレが私のやりたかった音楽か?

 

むしろこのままだと、

また自分を見失ってしまわないか?

 

 

でも、だとしたら、

どんな風にできれば満足なのか?

 

ジャンルの問題?

 

活動内容の問題?

 

 

そもそも、私、本当に音楽やりたいのかな。

 

上手くなれればそれでいい?

だったら家で練習してればいい。

 

なんでステージで唄いたい?

 

なんで人前じゃなきゃダメ?

 

なんで発表しなきゃいけない?

 

 

今まで積み上げてきた技術も経験も、

凝り固まった価値観も生き方も、

ぜーーーんぶ、ゼロにして。

 

 

「これから、どうしたいのか?」

 

この半年、トコトン考えました。

 

 

過去の制作やライブも振り返りました。

 

想像以上の、何十曲という単位で

オリジナル曲が眠っていることも判明しました。

 

それを再利用するかは別として。苦笑

 

これを作ったとき、どんな気分だったか?

なぜ制作をやめてしまったのか?

これから制作はやりたいのか?

やるならどんな風にたりたいか?

 

そういうことも、

少しずつ整理していきました。

 

もちろん考えているだけでは分からないので

新たな録音や制作も試しました。

 

制作してどうしたいか?

録音したらどうしたいか?

 

動画にしたいのか?

ライブで発表したいのか?

売りたいのか?

 

そういうことを、イメージしながら。

 

心の奥底まで納得して「やりたい!」と

叫べることが、本当にあるのか。

とても真剣に探し続けました。

 

 

逆に、音楽から

まったく離れてみたりもしました。

 

「やりたくなるまで、やーらない」

と、ただスネてみただけですが。笑

 

旅に出たり、

ほかの好きなことに打ち込んだり。

 

人生は何も、音楽だけじゃありません。

 

家族だって友達だっているし、

恋愛だってする。

 

好きなものも、好きなことも、

音楽以外にもたくさんあります。

 

 

そんなことをしているうちに、

あることが見えてきました。

 

過去に感じていたこと、人に言われたこと、

生きてきた世界、価値観。

 

それが、ただ、たくさんある中の

たった一つのモノの見方にしか過ぎない

ということ。

 

そこに正しいも間違っているもなく、

ただ、それぞれが素直な気持ちで選んで

幸せに生きていけば良いということ。

 

だけど私はそれが全然できていなくて、

たくさんたくさん、自分の気持ちにウソを

ついてきたということ。

 

 

自分は、自分の信じた道を

ただまっすぐ進んできたつもりでした。

 

でもその中には、

私が信じた人たちの道であって

私自身の選んだ道でなかったものも、

たくさん含まれていたと気づきました。

 

 

私はいくつかの場面で

そういうことをキッチリ考えて判断することを

怠ってきてしまったようです。

 

誰かが良いと言ったから、

誰かがダメと言ったから。

 

そうやって生きるほうが、

一見、楽に見える。

 

だけどこうやって、必ずツケが回ってきますね。

 

そんなことに気づきつつ、

私は音楽を通して、自分の人生そのものも

少しずつ、軌道修正していきました。

 

また、音楽に感謝ですね。

 

事あるごとに、こうやって音楽に救われて

生きている気がします。

 

 

そして、今年に入ってから。

ある一つの結論にたどり着きました。

 

しかし。。

 

どうしてこんなに長くなるんでしょう。

 

 

続きは、またまた次回へ。