こころの処方箋 by 河合隼雄

こころの処方箋 by 河合隼雄

 

河合隼雄さんという、

心理学者がいらっしゃって。

 

その方のベストセラーで、

どこまでも優しく心に響く一冊、

 

「こころの処方箋」。

 

 

 

初めて読んだのは、高校生のとき。

親がたまたま買ったのを、家で見つけて。

 

1トピックが2〜3ページのエッセイ集。

 

まさに処方箋のように、

こころと向き合う方法を教えてくれる。

 

その後、家を出るときに持っていき、

20代の悩みがちだったころ、

一時期、枕元にずっと置いてたのが

なんだか懐かしい思い出。

 

今は、滅多に読まないけど、本棚にはあって。

 

たまに、ふと目に入ると、

ここに書いてあること忘れてないか?と

パッと開いては数トピック読む。

 

この本の、素晴らしいところは、

内容も表現も、とっても優しくて柔らかいこと。

 

心理学者が書いた本なのに、

学術的な、小難しい専門用語はぜんぜんなくて。

 

表現も「こんなの、いかが?」と、とにかく優しい。

 

だから、いつでもすぅーっと心にしみる。

 

そっかぁー、そうですねぇ、って、

ホッと胸をなでおろせる。

 

以下、心に刻まれた、お気に入りトピック。

 

・人の心などわかるはずない

・イライラは見通しのなさを示す

・強い者だけが感謝することができる

・裏切りによってしか距離が取れないときがある

・すべての人が創造性を持っている

 

改めて目次をみると、他にもいい言葉がいっぱいある。

 

こころが疲れがちな皆さんの枕元にも、一冊。

Kindle版もあります。

 

余談。

 

この本、なぜか、世代を超えて

甥っ子もお気に入りらしく。

 

小学生のとき、これで読書感想文を書いた。

 

いやいや。小説とかにしたら?と

ママ(姉)はビックリして説得するも、

断固として譲らず。笑

 

「僕は、この本の感想文を書く!」

 

そして。

 

 

「印象に残ったのは

 『うそは常備薬、真実は劇薬』です」

 

甥っ子よ、何があった。笑