ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム by 古屋晋一

ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム by 古屋晋一

 

ピアノが大好きな人や、ピアノをまたやり直したい人などに、ぜひ読んでみて欲しい本。

 

ピアノを弾ける人の脳は、

弾かない人の脳とは作りが違うのだそう!

 

なんだかワクワクしません?笑

 

幼いころからピアノを弾いてきた私には

大変オモシロイ研究で

食い入るように読みました。

 

その「人とは違う」という現象に

思い当たる節がたくさんあって、

「わかる!やっぱりそうだよね!?」と

興奮しっぱなしでした。

 

例えば、タイトルにもある

ピアノの超絶技巧。

 

速いスケールをなめらかに弾く技術は、

弾かない人からみると、信じられない速さで

指が動いているわけです。

 

ですが、弾いている本人たちは

一つ一つの音に対して「ド・レ・ミ・ファ、、、」と

脳から司令を出している感覚はありません。

 

ツルツルツルツルーっと、

なんだか一気にいけるモンなのです。

 

とっても不思議なもので、

ずっとピアノを弾いていなくても、

ある程度、ウォームアップすれば

カンタンなスケールなら

そこそこの速さでツルツルと

弾けちゃうもんです。

 

脳科学からいうと、

これは脳が省エネモードになっている

のだそうです。

 

一つ一つの音に対してではなく

スケール全体に一気に司令を出すよう

脳が進化しているのだそうです。

 

私は、

パソコンのブラインドタッチなんかにも

影響している気がしています。

 

変な話ですが、打ちたい内容を

頭の中で明確に音にしながら打つと

より速くスムーズに打てるのです。

 

キーからキーへの指の移動も

やたらと滑らかなのです。

 

もちろん、

私と同じぐらい速く打てる人は

いくらでも居ると思うのですが。

 

とにかく動きが滑らかで

無駄がないし、リズミカルだという自負があり、

それはピアノをやっていた指の動きが

役に立っていると思っています。

 

音と指先の動きをつなく脳が

人より強化されているのだと感じています。

 

 

ですが!

 

人から見て

どれぐらい私が凄いかと言われると、

まぁまぁ速いかなってだけですので

その点はご了解くださいませ^^;

 

さて、私の話はともかくとして。

 

ここからが、

ピアノをやり直したい方への朗報。

 

一度、指先の動きと脳の間にできた

そういう特別なつながりは、

なくなることはないそうです。

 

使っていなくても、また思い出すことができる。

 

つまり、しばらくピアノから離れて

指が鈍ったとしても、ゼロに戻ることは

絶対になくて、弾けたときの感覚に

戻るのも、ゼロから始める人よりも

ずっと速いのです。

 

ちょっとまた、

ピアノやってみようって思いました?笑

 

私は、思いました。笑

 

その他、ピアノを実際に弾かなくても

頭の中で弾いているイメージをするだけで

上達するという研究結果など、

ピアノをやっている人、上手くなりたい人に

興味深いデータがたくさん載っています。

 

あと、私は知りませんでしたが、

ジストニアというピアニスト特有の病気

についても語られています。

 

この本を書かれた古屋晋一さんは、

ピアノと脳の関係について研究されている方です。

 

ジストニアに悩むピアニストの支援も

されているようですので、

実はその言及がこの本の本題だった

のかもしれません。

 

でも私には、

ピアノという楽器を弾けることが

いかにスペシャルなことなのかを

改めて教えてもらえた、

とてもスペシャルな一冊です。

 

自分の能力や歴史を

改めて大切にしようと思いました。

 

ちなみに、この本のタイトルには

「ピアニスト」とありますが、

プロのピアニストでなくても、

それなりに本格的にやっていた方は

けっこう該当すると思います。

 

ピアノ、いいですよ♡

 

こんな風に書きましたが、

大人になって始めたって、

おそすぎることはありません。

 

指の運動は、ボケ防止にもなります^^

 

この本を読んで、

ぜひ、ピアノという素晴らしい楽器に

触れてみてください♡

 

または、お子様の習い事に。