[読書]耳で考える by 養老孟司・久石譲

[読書]耳で考える by 養老孟司・久石譲

こんなおもしろい本あります???

あ、突然すみません。笑

「おもひでぽろぽろ」のジブリの教科書を、図書館で借りようとしたときのこと。

なぜ、それが検索候補にあがってきたのかわからないけど(本文も検索対象だったのかな?)偶然みつけたのがこの本でした。

耳で考える

養老孟司/久石譲 角川書店 2009年09月

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耳で考える。

耳で考える。

耳で、考える!!!!

それはすなわち、私の人生。

なーんて大げさなことを思うほど、この言葉は私にしっくりきた。

なにせ耳人間。聴覚優位だし聴覚がすべてみたいなところあるわけで。それでいて、いつも面白い話を聞かせてくれる養老孟司先生と、大尊敬する久石譲さんなわけで。

「おもひでぽろぽろ」本をそっちのけで(おい)こちらをむさぼっております。

音楽ビジネスをやった久石譲さんのすごさ。

音楽家として久石譲さんがすごいところは、やっぱり「妥協なき素晴らしい音楽を商業ベースで成し遂げた」ところだと思うんだよね。

※ジブリ全般そうですが。

この本を読んでいると、やっぱりそういうことがよくわかる。

芸術性と商業性のバランスをいつも考えているというか、しっかりそれぞれの視点を使い分けているというか。

そして何より、めちゃくちゃ厳密。めちゃくちゃ理論的。

音楽って芸術のなかでも特に、数学的な要素って大きいよね。で、そこらへんのことをとらえる理論性と、聴き手の立場としてあくまでも「感じる」ところ。ちゃんとどちらも持って使い分けてるのだよね。

で、なんとまぁ、よくよく考えると、久石譲さんの憧れの人であり、お名前の由来ともいわれるクインシー・ジョーンズが誰より先にそれをやった人だった。

クインシー・ジョーンズと音楽ビジネス

あるとき「音楽とビジネスを両立する秘訣は?」という質問をされて、

音楽とビジネスを分けてやっても成功しない。音楽をやっても生活できない者もいた。一方、投資目的で異業種から音楽業界に参入した、音楽が解かってない者も続かなかった。自分がやってきたことは『音楽とビジネス』じゃない。『音楽ビジネス』という一体化させたものなんだ

とおっしゃっていたとことは、けっこう有名。

…。

これ調べてみたら、松尾潔さんのライター時代のインタビューだった。

ということで、このエピソードは多分松尾さんの本のなかに出てくる。これ本当おもしろいよ。(話がどんどんそれる)

参考:メロウな日々 by 松尾潔

松尾潔のメロウな日々

松尾 潔 トゥーヴァージンズ 2014年05月

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私の書いたソウルミュージック関連おすすめ本の中にも入ってます。

さて。話は戻りましてね。

この本を読んでいたら、次に読みたい本も見えてきましたわ。ずっと前にチェックしたけど読まずに終わってる久石譲さんの本。

あわせて読みたい:久石譲さんの著書。

Kindleの試し読みだけでもけっこうなヨダレもんだったというこの2冊。

感動をつくれますか? by 久石譲

感動をつくれますか?

久石譲 角川書店 2006年08月

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音楽する日乗 by 久石譲

久石譲 音楽する日乗

久石 譲 小学館 2016年07月28日頃

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自分のためにやる音楽の先に、商業音楽がないという絶望感みたいなのを味わってから、音楽との付き合いかたが、なんか歪んでいる私なので。

こういうこと学ぶといいな、とすごくしっくりきているところ。

まとめ

商業音楽をただやるのは簡単だけど、そうじゃなくて、高い芸術性をキープして商業ラインに乗せていく。

それがやっぱり、あらゆる音楽家が目指したいところだと私は思うのだよね。

そもそも音楽家だって職人で、誰かのために作ったり演奏したりしたのだしね。それを自分で楽しむというのは、音楽家ではなく音楽愛好家なのだと私は思うのだよね。

かつて、私の周りには、商業ラインに乗らない自分たちのスタイルを正当化したがる人たちがいて、そういう人たちは商業的になることを否定していた。それは本物の音楽ではないと。

だけど私は、彼らが本当に「自分たちさえ楽しければいい」「人にどうこう言われず自分のやりたいことだけ追求したい」と思っていたかは、今になっては疑問に思う。

なにせ音楽というもの自体、コミュニケーションツールであり、聴く人に届けてこそ成立するものなんだからね。

ま、人のことはもう良いんだが。

とにかく私は、これからの人生のためにまだまだ愚直に学んで進んでいきたいなと思う次第。

そういう類の本も、一定数たまったらまた、まとめ記事でも書けるといいね。

さ。

つづきを読みまーす。

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