ジブリ本。虫眼とアニ眼 by 宮崎駿/養老孟司

ジブリ本。虫眼とアニ眼 by 宮崎駿/養老孟司

 

ジブリの宮崎駿さんと

「バカの壁」などで有名な

医学博士・養老孟司さんの対談。

 

ぐるぐると目が回るほどに

刺激的で、勉強になった本でした。

 

 

印象に残ったのは、

「今の人たちはディテールを見ない」

という議論。

 

※細かい表現を忘れてしまったので

確認したら修正します。

 

何か美しいモノに出会ったり

感動することがあったとしても、

なぜ、そうなのか?

どういう部分が、どんな風に

素晴らしいのか?

 

そういうことを考えられる

そういうディテールを掘る力が

落ちている、という。

 

確かに、そうなんです。

 

インターネット時代になって、

欲しい情報も、すぐ手に入る。

 

どこかに行くときも

最短距離がすぐに分かる。

 

いつも、いつでも、

ディテールを考えなくても、

答えにたどり着ける時代です。

 

情報がたくさんあるから、

時間の流れも速い。

 

どうしても、

ディテールに触れる機会が減ってしまい

見逃してしまいがちです。

 

この本を読んだとき、

2人の話す、物事にたいするディテールを

想像するだけでも、脳がかなり

活性化する感覚がありました。

 

すごい、、、

 

この人たちに見えている世界は

私たちよりも、何層も深い・・・。

 

それ以来、

できるだけ立ち止まって、

ものごとのディテールを観察するよう

心がけるようになりました。

 

ディテールを知っていることは

本当に大きな強みになります。

 

芸術や研究というのは、

ディテールとの対峙そのもの

とも言えるかもしれません。

 

例えば、アートを見るとき。

 

ただ何となく、

いい絵だなというだけでなく、

ディテールを観察します。

 

一体、何色の絵の具が使われているのか?

背景の壁紙には、同じ絵が何回

繰り返されているのか?

 

この素晴らしい器の模様には

何本の線が絡み合っているのか?

 

そういうディテールの観察が、

私の場合は、また曲作りや歌の表現といった

音楽へと還元されます。

 

私は宮崎さんの大ファンなので、

彼の深い深い表現の源を知った気がして

より尊敬しました。

 

あぁ。

 

新作が、、、楽しみです♡