雑誌ポパイ2018年3月号を読んでハタチのころを思い出してみる。

雑誌ポパイ2018年3月号を読んでハタチのころを思い出してみる。

今、最新号2018年3月号ポパイで

「二十歳のとき、何をしていたか?」

という特集がされています。

 

気になったのは

坂本龍一さん。

 

すでに東京藝術大学で

音楽を学ばれていたころですが、

音楽の話はあまり出てきませんでした。

 

しかも、当時は音楽家になることは

あまり考えていなかったそうです。

おどろき。

 

ということで、

当時、どんな日常を過ごしていたか

ということがメインだったのですが、

年代が母に近いせいか

母から聞いたことのある学生時代の話に

少し似ている気がしました。

 

というのは、学生運動。

 

今だと考えられないことに

学生たちが授業をボイコットして

デモを起こしていたという

アレです。

 

未だに、何回聞いても、

「で、何にそんなに怒っていたわけ?」と

内容を忘れてしまう、

というか、

結局それが何なんだかよく分からない、

そういう世代の私ですが。

 

物質が豊かになったかわりに

「これが成功、これが失敗」と

作り上げられたセオリーに沿って

生きることを求められる。

 

そんな時代を生きる私たちには、

新しい思想を抱えた若者たちが

一丸となって大人たちに立ち向かっていく、

その熱くるしすぎる姿は、

どこか羨ましくもあります。

 

さて、このポパイ2018年3月号には

他にもたくさんの方の

インタビューが載っているんですが。

 

二十歳のころから、

確信を持ってやりたいことに

突き進んでいる方もいれば

「暗黒時代」と称されたり、

「若くて未熟でもがいていた」

といったものも多かったです。

 

私は、後者かなと思います。

 

二十歳になる前って、

二十歳はすごく大人だと思っていたのに

自分の二十歳が

とてもちっぽけな子供で

なんか詰まんないなって

思っていた気がします。

 

何も分からなくて、

その、何も分からないことに、

どう対処したらいいかも

分からなくて。

 

もっと正直に生きたいけど

敷かれたレールから外れる勇気もなく

現実から逃げ出したい、

ぜんぶ、めんどくさい!

 

うーん。暗黒時代?笑

 

いや、でも、

そんな葛藤はあったものの、

ごく普通に学生時代を満喫していたとも

言えるんですよね。

 

今は本当に

すごく楽しかったことばかり

思い出します。

 

このポパイの特集は

今年で2年目なのだそうですが、

このタイトルを見て思い出したのが

立花隆さんの「二十歳のころ」。

 

東大の橘ゼミの学生さんが

ゼミの課題として

色んな方の二十歳のころを取材した

インタビュー集です。

 

私、これを二十歳のころに

読みました。

 

なぜ、二十歳の私が

こんな高尚な本を知っていたのだろうと

考えても考えても

まったく思い出せない。

 

ということは、

きっと母が買ってきてくれて

読んだに違いない。

 

自分のルーツを辿っていくと

母に感謝することが

増える一方ですね。

 

ただ、残念なことに、

あまり内容を覚えていません。

 

分厚い本でしたし、

もしかしたら全部は読めなかった

のかもしれません。

 

当時の私なりに、

刺激を受けたという記憶はあるのですが。

 

二十歳だった自分には

こういった本をきっちり受け止められるほどの

器がなかったのかもしれません。

 

今読めば少しは、

マシなことを感じられるでしょうか。

 

ダブル二十歳になったら

再読してみようかな。