スタジオジブリに倣え!伝説のアニメ制作会社3つの魅力。

スタジオジブリに倣え!伝説のアニメ制作会社3つの魅力。

ジブリ作品が「どう作られ、なぜヒットしたか」ということへの興味は尽きない。

今日はジブリから何を学び、どんな風に活かしていきたいか?を考えてまとめてみた。

ジブリから学び自らに還元するための3つの側面

ジブリは高畑勲さん、宮崎駿さんといったアニメーションの監督と、鈴木敏夫さんというプロデューサーという三本柱のアニメ制作会社。

ただ素晴らしいアニメーションを作り続けているだけでなく、その素晴らしいプロモーション活動や興行成績も目を見張るものがある。

そんなジブリなので、どんな境遇にいる人でも多くのことが学べる。

これから書く3つの視点は私なりの切り口ではあるが、ぜひ参考にしてもらいたい。

スタジオジブリのクリエイティビティを学ぶ

つくる人たちがどう作品と向き合い、どう育てていくのか。

それは、どんなエンターテイメントの分野でも共通している項目が多い・

ジブリのつくるアニメーションが、なぜここまで世界じゅうで人気になったのか?

しかも、子供だけでなく、大人にまで。

それはアニメーションや映画への果てしない情熱と徹底したディテールへのこだわりだと思っている。

そのディテールを支えているのが作品づくりの現場ということになる。

ジブリの超一流ともいえる、ものづくりの基本の精神やディテールへのこだわり。

そのベースになっているのは、まずは両監督のとてつもない知識量であることは間違いない。

一つのことを考察するにしても、その理由のまたその理由のその理由・・・という感じで、とにかく分析が深い。

それを読んだり聞いたりすると、心からふかく納得できる説得力がある。

あらゆることには理由があり、その理由はときとして理論的でないこともある。

だがそういったことも含めて深く観察・考察されたうえで一つ一つのエレメントが決めていく。

そういった徹底的な丁寧な考察が、作品の奥深さを支えている。

クリエイティビティというと独創的な発想と思われることが多いが、じつは圧倒的な知識に裏づけられていることがほとんどだ。

そういった深い考察をどれだけ自分の血肉にしたうえでアウトプットできるか。

それがクリエイティビティの深さに結びつく。

だからまずは、徹底的に知ることなのだ。

自分も音楽やエンターテイメントを作っていける人間でありたいから、ジブリからそのようなクリエイティビティのヒントになることを少しでも多く学べたらと思っている。

スタジオジブリからマーケティングを学ぶ

ジブリがすごいのは、作品だけではない。

むしろ世界に名を轟かすようになったのは作品の凄さより常識破りの宣伝手法なのではないかという意見もあるほどだ。

高畑・宮崎両監督と、鈴木さんが出会い、スタジオジブリができるまでのストーリーは何度きいてもドラマのようにおもしろい。

彼らの才能あふれた作品を、なんとしても多くの人にとどけたいと願った鈴木さんがいた。

すばらしい作品をつくることを原理原則とし、さらにそれを世界じゅうのたくさんの人たちに見てもらうためのプロモーション。

このプロモーション=宣伝の元になっているのが、今の言葉でいうと「どう売るか?」を考えるマーケティングということになる。

鈴木さんいわく宣伝とは「応援してくれる人たちを地道にふやす活動」(ジブリの大博覧会パンフレットより)。

お客さんに「ジブリの裏側を見せる」という一連の宣伝活動は、現代のオウンドメディアや動画配信など企業マーケティングの走り

それがあったから私もそれまでの何倍もジブリを好きになったし、大人にならもたくさんのことを学ぶことができた。

 

企業だけでなく個人もブランドになる時代。

その個人ブランドをいっそう強めていきたい今の自分。

エンターテイメントの一端をになう人間として、自分をどう見せ、どう売っていくか?

「鈴木さんならどうするか」「ジブリでいうと何にあたるか」などと勝手に考え試行錯誤する日々。

鈴木さんが言ってきたこと、やってきたことを研究しながら、個人としてもマーケティングについて深く学ぶようになった。

広告宣伝やマーケティングの面白さ、しいては社会学、行動心理学のおもしろさにどんどんのめりこむ日々。

そうなってわかるのは「時代」を意識すること。

ただ時代を知るだけでなく「時代の匂いをかぎわける」ことや「流れを読む」ことの大切さを感じている。

鈴木さんはいつも時代を感じ、時代をみてきている。

だから若い人たちの意見を取りいれるし、いつも新しいやりかたを試す。

そしてあえて時代の逆をいくようにして、新しい流れを作ろうとする。

そんなこと、ずっとやってこれていることに感動するばかりだが、とにかくその思い切り方がすごいのだ。

 

まぁそんな理屈ぜーんぶ抜きにして、ただ人として鈴木さんの大ファンなだけでもあるけど。

そして時代を知ることは、人を知ることであり、社会を知ること。

この面白さから、しばらく抜け出せる気はしていない。

ヒトのつながりを知る

上の2点を統合するもの、それはジブリの「人」。

ジブリのすばらしい作品づくりも大々的なプロモーション活動もすばらしい人間関係あってこそなし遂げられたもの。

高畑さん宮崎さん両監督と鈴木さんの見事な二人三脚はもちろん、それに代表する率直ながらも愛のある人間関係がどこまでも広がりさまざまな危機を乗りこえてきていく。

あくまでも素晴らしい作品を作ることが原理原則ということは、ここでも忘れてはいけない。

だがジブリやジブリに関わる人たちは、ほんとの意味でカッコいい大人の集団だ。

というのは、カッコいいけどぜんぜんちゃんとしてない。笑

だけどみんな好きに生きてて、その持ち味がいかされる。

それぞれがしっかり考え、自分の足でたち、それぞれの意思で、心からジブリの成功を願って行動する。

一連の流れの中で、話し合いや説得などのプロセスはあるが、最終的にはみんな、自分の意思で動く。

だからみんな十人十色にカッコいいし素晴らしい。

 

あーーーーこんな風に働きたい。

あーーーーこんな風に人とかかわりたい。

あーーーーこんな風に生きたい!

鈴木さんの書いた本を読んで何度そう叫んだかわからない。

 

大企業で働くとか小さい会社で働くとかフリーで働くとか音楽制作とか音楽活動とか。

社会に出て色んなカタチで人とかかわってきて思うのは、やっぱり最後は人だ。

 

こういうと誤解されたくないのは、私は仲良しクラブみたいな関係は大嫌いだったする。

自分がやりたくないことを人に押しつけて楽をしたいとか、きっちり話し合わずにけん制しあうとか、そういうのとはまったく違う。

良いものを作れるからといって、奢った態度でいれば人は離れていく。

宮崎さんや高畑さんが愛されるのは、作品にたいしてどれだけ小難しいこだわりを持ったとしても、やはり周りの人への感謝や思いやりを深く深く持っていらっしゃるからだ。

それから中身を磨くことをおこたって権力にこびを売っていても、成長のないつまらない人生になる。

権力にたいして媚びないことは、難しい。

媚びればお金だってもらえるし、表面上をとりつくろうのは簡単だ。

だがそれで真の人間関係を構築していくことはできない。

どれだけ飲み会をしても、仕事で腹を割って話せなければ、交流なんて深まらない。

 

だからまず、それぞれがしっかり自分の足で立つ。そのうえで率直に、誠意をもって、楽しく人と調和し、つながっていく。

それが理想だと思ってる。

そしてジブリはそんな理想の人間関係たくさんある場所である。

 

かくゆう自分もこれまで「いいなぁ」と思いながらなかなか現実がついてこなかった。

今だいぶと近づいてきてるという実感があるのでいい調子だ。

とどのつまりは、どこにいてもまず自分から「こうありたい」と思えることを始めることだ。

 

とにかく鈴木さんといつかお話することはスティービー・ワンダーとの共演と同じように私の夢の1つである。

鈴木さん。待ってて。

まとめ

最近ジブリのことばかり考えている。

いっぱい書きたいこともあるし、まだまだ知らないこともたくさんあるなと、ワクワクしていて楽しいばかり。

だがふと我に返った。

私はなぜこんなにジブリが好きなのか?

その疑問を整理したら3つの軸があるなということになり、このようにまとめてみた。

実際はこの3つの軸はいつも混じり合っていてキッパリ分けられるわけではない。

つくること、売ること、仲間たち。これら3つは、三位一体の関係とも言えるかもしれない。

 

とにもかくにも大好きなジブリのことを書きながら「シンガーとしてのこれからの自分」に還元していく。

そうゴールを決めたことで自分の深いところにこのジブリ研究がハラ落ちした。

 

そしてこのブログを読んでくださる皆さんにはこれまでより一歩ふみこんだ視点でジブリを見てもらえたら嬉しい。

そして、ますますジブリを好きになってもらえたらさらに嬉しい。

ジブリは、ほんとにスゴいんだから。

 

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